zappos holacracy

ヒエラルキー卒業して、進化型組織ホラクラシー導入中【zappos編】

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zappos(ザッポス) in las vegas

靴の通販会社。amazonに買収された企業。
買収された後もそのまま事業継続中。
強みはカスタマーサービス。
zapposは企業文化が評価されているので、企業視察ツアーが開催されています。
そこで分かったものを数回に分けてシェアしていきます。

今回は2回目です。
zapposでの企業ツアーでは色々な項目があり、自分たちが視察したい内容にフォーカスしてzappos内視察ツアーをしてくれます。
もちろん有料です。(以前は無料だったようです。)しかも子会社されているようです。
https://www.zapposinsights.com/tours/zappos-tour-experience-plus-department-qa

ザッポスは顧客の満足度を何よりも第一に考える”軌跡の企業”とも言われています。
米国の経済誌フォーチュンの名物企画「最も働きたい会社ベスト100」では常に上位にランクイン。
社員にとっても顧客にとっても満足度が高く、自由な社風が世界中から注目を浴びる異色の企業。
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そんな社内を見学できるんですが、
その中でも私たちが一番注目したのはホロクラシー。
ヒエラルキーではなく、2015年からホロクラシーという組織形態を導入しています。

「ホラクラシー」(holacracy)

従来の中央集権型・階層型のヒエラルキー組織に対照的な新しい組織形態。
階級や上司・部下などの上下関係のヒエラルキーが存在しない、フラットな組織体制。

ホラクラシーの下では、意思決定機能が組織全体に拡張・分散されています。
各組織を構成する個人には役職ではなく、
各チームでの役割が与えられます。
細分化されたチーム内で、各自が最適な意思決定・実行を行わせることで、
組織を自律的・自走的に統治していくシステム。

というようなことを本に書いてあるんですが、
実際そんなことできるの?というのが本音でした。

実際の所、個人というよりは小さなグループで管理しているようです。
しかもリーダーは自己申告?
自律した組織のために希望があれば色々な業務を行うことができるようです。
しかしながら、あくまでその人のスキル、意欲などがチームに受け入れられた時のみ
プロジェクトチーム参加ができるとのことです。


予算の使い方
各個人の意思を尊重しているので、自律的に行動を起こせるようになっています。
とは言ってもお金がないとなかなか実現できる幅にも限界があります。
その為に、各自、各役割に予算を振り分けているようです。
予算を取得するために役割の関連部署に提案して
その部署が持つ予算内で判断してもらって
色々な部署の予算を集めて、計画を実行していく流れになります。
そのために、社長でも知らない間に色々なことが進んでいることがあるそうです。

例えば、私がバーカウンターをエントランスに作りたいと思ったら
バーカウンターを設置したらメリットがある部署にプレゼンテーションに行って
その部署の方に提案を受け入れてくれたら予算を確保できるという形式です。

一番気になっていたのは給料の決め方。
メイン職種での市場に合わせた給料を支給するというスタイル。
色々やったからプラスアルファーでくださいというのはなし。
あくまで各自が自主性をもってやりたいことを行うことができるということが目的。

実際に組織にいる人に聞いてみた
ツアーの最後に、ホラクラシーの組織で働いている方にインタビューする機会を頂きました。

実際話を聞いていると、ホラクラシーが導入されて組織に合わずに辞めていったそうです。
その中でイキイキと仕事をされている方が担当してくれました。
自律的に組織が動くということはたくさんの決まり事があって、
それを覚えるのが大変のようで、2年経ってもまだまだ導入段階というイメージでした。

インタビューに答えてくれた担当は
ホラクラシー導入までは上下関係が根強く残っていたせいでディスカッションの時に
自分の意見が言えずに自分の殻に閉じこもっていたと言っていました。
でも導入されてから自分が考えていること、思っていることが主張ができて、
仕事も楽しく、仕事が結果につながっていて最高だ!と述べていた。
最初は本当にテンション低かったんですけど、ホロクラシーのことを話もらったら
すごい元気いっぱいに話をしていてイキイキと毎日で生きていてうれしそうでした。

私の印象としてはいつでもどんなときでも自分を表現できる人ばかりではないので、
自己表現に苦しんでいる人にとっては最高の組織なのかもしれません。
目的をみんなでシェアしながら作り上げていくという文化ではないでしょうか。

人が高いパフォーマンスを発揮できるときには
心理的安全性が高く、モチベーションと責任が高い時に発揮されると言われています。
まさにホラクラシーこそがそんな理想の進化型組織なのかもしれません。

ホラクラシーにご興味がある方は本を読んでみてください。
日本でも複数の会社が導入されているようです。

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企業文化が働き方になる【ザッポス編】
https://kudamon.net/culture-is-all-about/

ホラクラシー導入【ザッポス編】
https://kudamon.net/holacracy/

企業が大切にしている基本研修【ザッポス編】
https://kudamon.net/zappos-training/

ザッポスオフィスツアーYOUTUBE
https://youtu.be/TMQpc90FygI

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